人生を、本当に自信をもって生きていくために、「自分とは何か」の問を探求していきましょう。 「総合的な学習の時間」に苦闘している学校の先生にも参考になる話題でしょう。

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自分の先祖の数

<自分の先祖の数>

 この人たちがいなかったら・・・  <命のリレー>

 「自分は誰の世話にもならないで生きている」と思いますか。(親がかりの身であれば)現在親の世話にはなっているが、大人になったら誰の世話にもならないよ、と思っていますか。経済的・社会的自立という意味では、それは大変結構なことです。
 ところで、「自分とは何か」を考えるとき、「この人たちがいなかったら、今の自分はなかった」という人々の存在を考えてみることも意義のあることと思います。

  
たとえば、600年前、1400年代のはじめ、15世紀のはじに、その時代に生きているあなたの先祖に並んでもらうといたしましょう。何人の人が並ぶと思いますか?

 あなたの
父・母(合計2名)がいなければ、あなたはいませんでした。誕生にさかのぼって、あなたは産まれてこなかったことになります。
 父や母と生別や死別をしたとしても、この「事実」は変わることがありません。父や母に感情的なしこりがある(父や母が好きじゃないとか、父や母に捨てられて憎んでいるとか)とかいうこともこの「事実」を変えるものではありません。自分は「父なし子」「母なき子」だということもあるでしょう。孤児院で育ったという人もいるでしょう。
 それでも、同じことです。あなたの父や母の存在が、あなたの存在の前提だったという「事実」は誰も否定できません。
 父や母も含めあなたの「先祖」がいなければ、あなたの存在はない(なかった)というのは、誰も否定できない「事実」です。
あなたの先祖のうちのひとりでもいなければ、あなたはいませんでした。誕生にさかのぼって、あなたは産まれてこなかったことになります。
 これはあなたの父や母についても同じことです。父や母にも、それぞれ2人ずつ「この人達がいなかったら自分はいなかった」という父母がいる。

 あなたからさかのぼって先祖の数を数えてみましょう。

 あなたの1代前は、父と母の2人。
 2代前は父の父母、母の父母で、合計4人。
 このようにさかのぼって考えましょう。
  あなたのn代前には「2のn乗」の数の先祖がいます。
 1世代を30年とする。5代前なら150年前ということになります。10代前なら300年前・・・。  
                           累計
      1代目     2人  
      2代前     4人          6人 
      3代前     8人          14人  
        ・     
            ・  
        ・                 ・    
     5代前     32人          62人
        ・     
            ・
 
       ・                 ・  
    10代前   1024人         2046人
                ・     
            ・
        ・                 ・                
         20代前  1048576人     2097150人
  
   なんと、20代前には、あなたの先祖の数は、百万人を越しています。20×30年=600年。
 600年前と言えば、1400年代のはじめ、15世紀のはじめです。今からさかのぼってその時代までの先祖の累計は、二百万人を越えているのです。

 1401 足利義満が明と貿易を始め、倭寇の取り締まりを約束した。
 1404 勘合貿易が始まる。倭寇と区別するために、正式の貿易船に勘合と呼ばれる割り符を持たせた。

 こういう時代、金閣寺を築いた(1397)足利義満の時代には、あなたの先祖は百万人を越えていたのです。その後の「先祖」もあわせると、あなたからさかのぼってこの時代までの先祖の累計は二百万人を越えます。
 そのうちのただのひとりでも、あなたの先祖を受胎させる(男の場合)産む(女の場合)前に死んでいたら、あなたはいまここに存在しないことになります。
 600年ほど前まででも、「この人がいなければ、今の自分の存在はない(自分は生まれていなかった)」という人が
二百万人以上存在ます。

 
最初に「たとえば、600年前、1400年代のはじめ、15世紀のはじに、その時代に生きているあなたの先祖に並んでもらうといたしましょう。何人の人が並ぶと思いますか?」と言いました。
 その答は・・・百万人以上! これは驚きですね


 人類誕生以来の自分の「先祖」の数を考えたら、まさに無数といっていいほどの莫大な数になります。その無数の人々(自分の先祖)が、「命」を次につないできたから、あなたはいま存在しているのです。
 人類誕生以来(さらには生命の誕生以来)、連綿として「命のリレー」が行われてきて、その結果として現在のあなたの「命」があります。
 そのように考えてみると、あなたの「命」の重さがわかります。あなたのみならず、すべての人の「命」がそういう重さを持っているのです。
 あなたがいまここにいることは、もし
何百万、何千万という先祖、無数の先祖のひとりでも欠けていたらあなたは存在しないということを考えると、ひどく奇跡的なことのように思えます。(仏教では「人身受けがたく・・・」などといいますね。人間として産まれることは大変に難しいことだ、という意味です。それはこのことを言っていたのだと気づきました)。
 そして、夥(おびただ)しい数の先祖から受け継がれてきたこの「命」を、あなたには大切にしていただきたいと思います。また、あなた以外の人の「命」についても同じことなのですからすべての人の「命」を大切にしてほしいと思います。
 わたしも自分の命を尊(たっと)び、人の命も尊重していきたいと思います。

 「中村叶の詩」の「一杯のジュース」の客室乗務員さんも、普段から、人(そしてその命)を尊重して生きているので、なにげなく思いやりのある行いができたような気がします。

 
 
 

  
 
 
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 秘密にする

ひとからきてひとへゆく
、、、
| URL | 2006/06/30/Fri 11:53[EDIT]
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| | 2012/12/19/Wed 09:27[EDIT]
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